お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子育ての学び再び~長いブランクを経て ~

【がんばれ!わたし版編集長】
「aka 音色版」光橋 茜(久留米市)

5 年前、本紙編集長・藤本裕子学長の講演会に参加しました。
3 人目を産んだばかりで、私の世界は狭いなぁと感じていた頃でした。
「お母さんはスゴイ!」という話にパーッと視野が開け、
「子どもは先生」という言葉に魅力を感じ、すぐに「わたし版」を書いてみることにしました。

子どもたちの絵を切り貼りしたり、子育ての面白ネタを書いたり…。
上の2 人を寝かせ、3 人目がおっぱいを飲んでいる間の束の間の楽しい時間。
ですがジワジワと気持ちが沈み、だんだん外出も減って…ついに書けなくなってしまいました。
今思えば、軽いうつだったのかもしれません。
新聞をお休み中も、頭の片隅にはいつも「ペンを持つ楽しさ」が残っていました。

ありがたいことに4 人目を授かり、その子が昨年幼稚園に入園すると、私の時間が持てるようになりました。
ですが、何をするわけでもなく、あっという間に夕方に。
これではあまりにもったいない。
子どもが小さかった頃の悩みも、成長中の今の悩みも残しておきたい!と、「わたし版」再開を思い立ちました。

長女(小6)の子育ては、親も子もすべてが「はじめて」で常に不安と戸惑いばかり。
でも「わたし版」を書こうとペンや紙を引っ張り出していたら、なんとその長女が一番に喜んでくれました。
「絵を切り貼りしていたこと、ママが書いていたことを覚えているよ」と言われてビックリ。
本当にうれしかった。

「わたし版」を配るのはちょっぴり照れ臭いけれど、「次も楽しみにしてるね」の言葉は励みになります。
いろんな方との関わりの中で、私の下手な子育ても、まあいいかと思えるように。
“ 孤育て” を減らしたいから、子育て真っ最中の方にも卒母組の方にも「お母さん業界新聞」を知ってもらいたい。
私なりに、子どもとお母さんの素晴らしさを伝えていきたいと思います。

◎「お母さん業界新聞」は、全国版のほか「エリア版」(横浜版、ちっご版、静岡版、
大阪版)、B4 の「わたし版」数十紙が存在。全国版or エリア版+わたし版を配布し、
お母さんの笑顔をつなげています。興味のある方は編集部へご連絡ください。

お母さん業界新聞2020年5月号全国版 がんばれ!わたし版編集長より

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