お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さん、苦しまないで!子どもをホメよう【奇跡を起こす家庭教育】

【奇跡を起こす家庭教育 鈴木昭平 相談室】

一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会の代表理事である鈴木昭平さんに、
毎月子育ての悩みを聞くコーナーです。

お母さんからの質問

Q/子どものできないことばかりが目について、ほめてあげたくてもどのようにほめればいいのかわかりません。
どうすればよいのでしょうか?

鈴木先生からの返答

A/わが子のできないことばかりが目について苦しむのは、無意識のうちにほかの子どもと比べているか、
お母さんの基準で見ているからです。

昔から「ホメ育て」は効果的といわれています。
大好きなお母さんからホメられてうれしくなると、子どもの脳内に快楽ホルモンが分泌されます。
その別名は「学習ホルモン」です。

逆に、怒ったり叱ったり、鬼の顔を見せると、多感な子どもは過剰にストレスを感じ、脳内でアドレナリンを分泌して興奮します。
脳内炎症で血流障害を起こせば、精神的に不安定化します。アドレナリンは「闘争ホルモン」です。

ホメ育ては、脳科学的に見ても理に適っているのです。さて、上手に育てるには、常に原点回帰が必要です。

わが子が、この世に生まれてきたこと、今生きていることに感謝しましょう。
その上で、わが子を詳しく観察して伸ばすのです。

ポイントは、「お母さん中心主義」です。
そして、大切な時間とエネルギーを、わが子の「もう少しでできそうなこと」に集中させるのです。

おススメは、わが子ができそうな小さなステップに分解して、楽しくトライする「スモールステップ法」です。

その小さなステップを乗り越えるたびに、お母さんの「目が笑っている笑顔」で「気絶するほど」ホメるのです。

そうするとどんどん自信がつき、同時にチャレンジ精神も大きくなります。

お母さん業界新聞2020年5月号より
★5月号コンテンツ

鈴木昭平先生プロフィール

1992 年より発達障害児の改善指導に取り組む。2009 年、一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会設立、代表理事。現在、改善指導実績は約6000 件に及ぶ。 著書「育てにくい子どもを楽しく伸ばす17 のコツ」「発達障害を改善するメカニズムがわかった!」(コ
スモ21)、「子どもの脳がどんどん良くなる」(KK ロングセラーズ)等多数。

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