妻と横浜で出会い、がばい旋風の奇跡で
母校が甲子園優勝したのをきっかけに結婚して、早十数年。
8歳·5歳· 2歳と、3人も息子を授かり、
煩わしいくらい、にぎやかな5人家族となりました。
ですが、結婚当初は、子どもが欲しいとは全く考えておらず…。
それどころか、子どもにからまれると、逃げ出すタイプ。
そもそも面倒だし、2人の時間が減るし、いいことあるのか?と思っていました。
人生って不思議なものです。
じゃあ、なんで、子どもが欲しくなったのかと言うと、
なんとなく、なんですよね。
直感的になぜか、子どもがいたらもっと楽しくなるんじゃないかな、と。
ところが、長男を授かった途端、東日本大震災が。
仙台に住んでいた経験もあり、
見覚えのある風景がなくなっていくことに、大きなショックを受けました。
お医者さんに、全く問題はないでしょうと言われていた初産は、
予定日をとうに過ぎ、陣痛促進剤を使ってもなかなか生まれず、
妻のあまりに苦しそうな様子に緊急帝王切開を決断。
産後は、妻の実家は遠く、佐賀に友だちがいなかったこともあり、孤育てを経験。
苦悩の日々でした。
正直、これが正しかったのかと思い悩むときもありました。
それでも妻と、きっと未来がある、すべては「必然」だ、と話していたところ、
新しい出会いに恵まれ、ようやく乗り越えることができました。
その出会いの一つが、幼稚園の園長先生です。
「子どもは3人がいいよ」と何回も何回も言われ…。
そのうちやっぱり、なんとなくいいなと思うように。
子どもが苦手だった自分が、「3人目が欲しい」と言い出すまでになり…
結果、息子3人のお父さんです。
これからも、福田家をよろしくお願いします。
福田建悟(佐賀県佐賀市)
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(お母さん業界新聞ちっご版Vol.66 2020年8月号 3面 リレーコラム パパスタイル)
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