お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

日日是母日nichinichikorehahajitsu 横浜版9月号

16 年前、7 歳年上の主人と結婚し、2 人の子どもに恵まれた。

そして昨年、10 年ぶりに第3 子を出産。

中学入学を控え親との距離が出てきた娘と、一人時間が増えた息子。

しかし赤ちゃんとの生活は、家族みんなの心と体を近づけてくれた。

長女が小さい頃、偶然入ったお店で言われた

「かわいいって、たくさん言ってあげて。どんどんかわいくなるから」の台詞が、

はじめての子育てで不安だった私の心に響いた。

以来、生活の中でも気持ちを言葉にすることを大切にしてきた。

今は長女が昔の私のように、妹に「かわいいね」と声をかける。

主人の職場は老舗のとんかつ屋。

店や自宅から近い岡村天満宮は、地元の人々の支えとなっている大切な場所。

自粛生活を経て日々の暮らしが大きく変わった。

これからどれだけ変化への順応を求められるのだろう。

私もこの場所のように、

子どもたちの変わらぬ心のよりどころとして存在していけたらと願う。

(話/ 堀内美幸さん)

 

岡村天満宮

〒235-0021
神奈川県横浜市磯子区岡村2丁目13-11
TEL:045-751-2008

800 年以上前に創建され、学問の神様・菅原道真公(天神様)を祀る岡村天満宮。
2021 年8 月の丑年例大祭までに、老朽化した神楽殿を建設する予定。