お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

30人のお母さんに聞いた「子どもが喜ぶ、読み聞かせ絵本」

10月27日~11月9日「こども読書週間」にちなみ
11月のお母さん大学からの宿題は「子どもが喜ぶ、読み聞かせ絵本」

妊娠してから、赤ちゃんを産んでから、
「子どもに絵本を」と思うお母さんはとっても多いはず。
子どもと絵本の関係は、成長とともに、また気分や雰囲気もあり、
日々刻々と変化していくものでしょう。
とはいえ、
子どもが大好きな絵本、子どもにウケル絵本があるのではないでしょうか。
ということで、
30人のお母さんたちに聞いてみました。

1.なぞなぞのたび(フレーベル館)
5歳の娘はこの本ばかりをリクエスト。子どもは、なぞなぞ好き。
何度も読んでいるから、答えはもちろん覚えています(小林さつき)

2.ぷっぺと銭湯おとうさん(好学社)
次男小3が大好きな本。
絵の中に隠れているヘンテコりんなキャラクター探しにワクワク。
銭湯に行きたくなる!(智原美沙)

3.だっだぁー(主婦の友社)
娘のはじめての絵本。
生後2か月くらいから読み聞かせしています。
5回も10回も繰り返し読んでとせがまれ、暗記してしまうほど(齊木聖子)

4.りんごのき(福音館書店)
娘が3歳の頃に読み始め、5歳の今も時々読んでと持ってきます。
短いお話の中に四季のうつろいが感じられる楽しい絵本(曽我幸恵)

5.くわずにょうぼう(フェリシモ出版)
ちょっぴり怖い日本民話。子どもたちが寝る前に私の迫真の演技で。
最後の頁をみんなでキャーッて言いながらめくったっけ(植地宏美)

6.ことばあそびうた(福音館書店)
韻を踏んだりひねって言い回したり、読んでいると自然と体も動いてしまう。
娘が「もう1回!」と言うのがうれしい時間(吉村優)

7.ぼくだけのおにいちゃん(文研出版)
息子たちが兄弟げんかで不穏なときにコレを読む。
兄と弟それぞれの立場と気持ちの描写が手にとるほど感じられる(近藤美和子)

8.じゃあじゃあびりびり(偕成社)
長男はブックスタートからこの絵本が大好きで、
ん! ん!(もう1回!もう1回!)と持ってくるのでエンドレスで読んでいました(岸千尋)

9.いちねんせい(小学館)
1年生になった娘に購入。小学校で新しい世界が見えてきた娘。
娘が左半分、私が右半分、交互に読むのがお決まりです(安藤裕子)

10.バナナじけん(BL出版)
息子たち(7歳・4歳)のお気に入り。
「あ、バナナがひとつ おちましたよ」から始まる物語。
テンポのよいストーリーと衝撃の結末(大蔭幸)

11.おどります(絵本館)
幼稚園の頃から小学生になった今も、表紙を見るだけで笑ってしまう子どもたち。
メケメケフラフラと一緒に踊れば、嫌なことも吹き飛びます(池田彩)

12.はるまでまってごらん(ほるぷ出版)
寝る前の読み聞かせリクエストで、次女が繰り返し持ってきていた本。
自分にも弟か妹が欲しいなと思っていたのかな(山本亜希子)

13.びゅんびゅんごまがまわったら(童心社)
小学低学年の頃に読んで聞かせたら、びゅんびゅんごまにハマり、
主人や私もハマって、家族でいっぱい遊びました(高木真由美)

14.へんしんトンネル(金の星社)
動物たちがトンネルをくぐると変身。ぶーちゃんの変身姿をもう1回、
もう1回とせがまれ、毎回ゲラゲラ笑って寝ません(清水彩子)

15.ノンタンこちょこちょこちょ(偕成社)/2 歳の息子。素朴でかわいい絵。
自己主張強めな部分にも共感。猫じゃらしでこちゃこちょする場面に息子もニコニコ(冨本真理子)

16.14ひきのこもりうた(童心社)
絵が丁寧で、子どもたちは絵に見入っています。
書かれている子守歌を私のオリジナルのメロディで歌うと喜びます(青島綾乃)

17.いちねんせいのいちにち(佼成出版社)
長女が入学前に買った本。
全く想像のつかない小学校生活がこの絵本のおかげで、イメージできたよう(脇門比呂子)

18.くだもの(福音館書店)
美しい果物の絵。食べることが大好きな娘。1歳頃から「さあどうぞ」と言うと食べる真似を。
いつまでこのかわいい姿を見られるかな(菅野朋子)

19.はたらくのりものえほん(童心社)
3歳長男と1歳次男のお気に入り。よく見かけるけど名前がわからない車がたくさん。
おかげで車に詳しいママに(藤川綾子)

20.だるまさんが(ブロンズ新社)
1歳の頃、だるまさんが…と読むだけで、まーよく笑った。
これほど笑う本は後にも先にもない。今夜久々に読んでみよう(間橋友子)

21.わたしのワンピース(こぐま社)
娘たちはララランロロロンと歌うところが好きで読み終わった後も自然と口ずさんだり、
ミシンカタカタのセリフを真似することも(竜﨑紗代)

22.ノンタンシリーズ(偕成社)
『ノンタンいたいのとんでけ~☆』が大好きでした。娘のあだ名が、
ノンタンの妹と同じ「タータン」だったから、喜ぶので何度も何度も読みました(花島由香理)

23.のりおのふしぎなぼうえんきょう(講談社)
古いカレンダーでつくる望遠鏡で昔を覗いたら、
小さいときのお母さんに会えたりする、ほっこりな絵本でした(福田重満子)

24.わたしとあそんで(福音館書店)
年中のとき繰り返し借りるので、先生に「買ってあげて」と言われた。
シンプルだが丁寧に描かれた絵は、何度読んでも飽きない(大坪香織)

25.たろうのおでかけ(福音館書店)
息子4歳。「だめ」にアクセントをつけて読むと大喜び。
イタズラをしたときも「だめ、ダメ、だぁめぇ~」で笑ってやめてくれるように(宮里武行)

26.ちいさなあなたへ(主婦の友社)
高校生の長女が小学生の頃にプレゼントした本。
8年前の娘の自由帳のページをめくると…、1 位にこの本のタイトルが!(船木理香)

27.まどからおくりもの(偕成社)
しかけ絵本が楽しさの秘訣。何がいるのか想像しながらページをめくっていく。
最後にプレゼントの交換をするのも微笑ましい(田村由佳利)

28.コドモエのえほん:ノラネコぐんだんシリーズ(白泉社)
野良猫の冒険物語。愉快ないたずらで次に何が起こるかワクワク。
寝る前に安心して読める一冊(中村あす香)

29.ピーター・パン(ポプラ社)
5歳から読んでいるけど、文章が少し長く、最近になって「読んで」が増えてきた。
空を飛べる妖精とか不思議な要素があるのが好きみたい(戸﨑朋子)

30.キャベツくん(文研出版)
動物たちがキャベツを食べてキャベツになっちゃう。
男孫は「ブキャッ!」でオーバーにひっくり返り、娘孫はふふっと笑う(藤本裕子)

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