お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(44~50)

えほん箱プロジェクト
わくわくどきどき
絵本の世界へようこそ
ほんわか絵本に楽しい絵本
ふしぎな話にこわーい話…
お母さんたちが選んだ
おすすめの絵本たちです

今回は2020年3月号紙面に登場した44~50の5冊を紹介します。

えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(1~4)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(5~9)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(10~14)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(15~19)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(20~24)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(25~29)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(30~36)
えほん箱プロジェクト第1弾 ご紹介(37~43)

㊹『まんまるおつきさん』
作:ねじめ正一
絵:さいとうしのぶ
偕成社/ 770 円

おつきさんの絵本なのに、読んでい
るとなぜかおなかが空いてくる。それ
もそのはず、おつきさん以外に、まん
まるな食べ物が次々と登場するので
す。どれもこれもとってもおいしそ
う! 男の子と一緒に、親子でぱくぱく
むしゃむしゃしながら読めば、おなか
いっぱいになるかもね!?(尾曽)

㊺『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』
作・絵:高野文子
福音館書店/ 990 円

シンプルでいてインパクト大の絵が
印象的で、とてもかわいらしい絵本。
男の子が、ぐっすり眠れますようにと
頼むと「まかせろ まかせろ」と寝具た
ち。ふとんさんたちのやさしさ、あた
たかさに包まれ、安心して眠りにつけ
ます。年長の娘がおやすみなさいの前
に読む、お気に入りの一冊です。(小林)

㊻『おおきくなるっていうことは』
文:中川ひろたか
絵:村上康成
童心社/ 1430円

「おおきくなるっていうことは」の後
に紡がれる、数々のことば。服が小さ
くなったこと、歯が抜けたことなど、
わが子にも思い当たる成長が描かれて
います。年を重ねることがかっこいい
と思っている子どもたちのやりとりが
微笑ましいです。新年度が始まる節目
に、お子さんたちとぜひ!(松本)

㊼『たまごにいちゃん』
作・絵:あきやまただし
鈴木出版
1430 円

お母さんに温めてもらいたくて、ま
だ「たまご」でいたいおにいちゃん。
ママに「抱っこ!」や「着替えさせて!」
と甘えるわが家の3歳の次男と重なり
ます。成長を急かさないニワトリお母
さんに脱帽。わが子の“から”が割れ
るタイミングを、もう少し待ってみよ
うかなと思える絵本です。(芦野)

㊽『あめがふるとき
ちょうちょうはどこへ』
文:M・ゲアリック 絵:L・ワイスガード 
訳:岡部うた子 金の星社/ 1100 円

雨が億劫な季節にこの絵本を開きた
いものです。おうち時間で引きこもり
がちな気持ちも、自然の中へと誘って
くれます。雨が降ると気が滅入るとば
かり思っていましたが、雨の日の自然
界と、その日にしか見られない姿を知
ります。きっと、子どもに雨具を着せ
て出かけたくなりますよ。(吉村)

㊾『みずとは なんじゃ?』
作:かこさとし
絵:鈴木まもる
小峰書店/ 1650 円

顔や手を洗ったり、料理をしたり。
人間の60~70%は水でできている。
当たり前に存在し、生きるためにはと
ても大事なもの。色も匂いもない。姿
形をいろいろ変える。そんな「水」の
ことを身近な話題から地球規模の大き
な話まで、余すところなく伝えてくれ
る科学絵本。かこさとし氏の遺作。(谷)

㊿『なぞなぞはじまるよ』
なぞなぞ文:おおなり修司 
絵:高畠純 
絵本館/ 1540 円

子どもは「ことばあそび」の天才で
す。大人が考える答えより、もっと面
白い答えを教えてくれます。たっぷ
り33個のなぞなぞを解くだけでなく、
ツッコミどころ満載の絵を楽しめるこ
の本は、ページをめくるまでの時間が
楽しい。「ひとがころんでも、しらん
かおしているむし、なあに?」。(宇賀)