3月28日、横浜関内ホールで開催された「きっず・meet・ みゅーじっく」に行ってきました。
世界をステージに活躍するヴァイオリニスト・松田理奈さんのオンステージです。
演奏するのはベートーヴェンやシューベルトといったクラシック。
「本物にしか伝えられない心があるから、子どもたちには、厳選した曲を聴かせたい」。
8歳の女の子のお母さんでもある松田さん。
「高校生の頃、母との関係に苦しんだことがあり、子育てには不安もありましたが、
娘の無垢な心、やさしさに触れ、この子のためなら何でもできると思えるように」。
苦手な料理も克服、「一緒に過ごす時間が音楽活動の原動力になっています」。
お客様と一つの空間をつくるのが松田スタイル。
コロナ禍では叶わないが、ヴァイオリンの傍に来てもらい、コミュニケーションしながらの演奏…
子どもたちの反応も楽しいのだそう。
「子どもたちには、音楽の素晴らしさはもとより、相互の思いを共有する大切さを伝えたいですね」。
母となり、さらにその思いは強くなったという松田さん。
足を運んでくれる親子のために、今日もやさしい音を奏でます。
( お母さん業界新聞横浜板 2021年5月号 MJレポート 取材・清水彩子)
松田理奈さん profile
●横浜市出身。3歳でヴァイオリンを始め、2010年独ニュルンベルク音楽大学院を主席で卒業。
2001年日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第1位他さまざまな受賞歴を持つ。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。