お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

反省と修正の子育て

私には8歳の娘と4歳の息子がいる。
お父さん業界においてはまだまだ駆け出し、自分のパパスタイルも定まらず、
子どもたちへの振る舞いに反省&修正の繰り返しだ。

今、一番悩ましいのは「Switch」のこと。
2人とも1台ずつ所有し、夢中になっている。
なかなか時間を守らない、YouTubeも視聴できることは想定外(言葉遣い、不機嫌な態度が目につく)。
にしても、ゲーム最優先の子どもたち。何度ゲーム機を取り上げたことか。

そんなある日、事件が発生。
いつものごとくゲーム機を没収された娘が、ガラスの入った扉を足で蹴り、閉めた。
するとパリーン!という音が。あー、割ったな。

冷静になるのを待って、しばし静観。
だがなかなか部屋から出てこないので様子を見に行くと、娘の土踏まず辺りがぱっくりと割れ多量に出血していた。
何気ない日常が一転! 慌てて病院へ救急搬送。
11針を縫う大けがだ。

それから娘が松葉杖に慣れるまで、私がおんぶして学校へ送り届けることに。
幸い、縫い傷以外の後遺症はないようだが… 。

そんなとき、こんな記事を読んだ。
「同じ物を見ても、年を経ると見え方が変わってくる。今の価値は昔の価値の上に成り立っている」。
ん~、名言や!
どんなに悪い行いを注意しても、同じ目線で話さないと、子どもたちも「?」だらけに違いない。
これからはできるだけ、注意するのではなく、自分が子どもたちと同じ年頃のときに、どんな失敗をしたかを話したほうが伝わりやすいだろう。

子どもたちと一緒に過ごせるのはあと何年?
そう思えば、愛おしくてたまらない。
もうしばらくは反省&修正の日々を過ごしたい。

(お母さん業界新聞横浜版 2021年9月号 パパスタイル より  岡本典久さん)

 

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植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。