お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

コーチと選手、 父と子のスイッチ

渋谷区を拠点に、「Classic9」という、出張採寸オーダースーツテーラーを経営しています。
家族は妻と長男(10歳)、長女(6歳)、次女(2歳)と3人の子宝に恵まれました。

長崎出身の私は、幼少期から野球に没頭していました。
仲間にも恵まれ、高校3年の春・夏に主将として甲子園に出場することもできました。

長男が小1の夏、地域の野球チームに加入したときから、私もコーチとして関わっています。
その頃から土日は、私と長男がグラウンドに行くため、家族で出かけることが少なくなってしまいました。

2人の娘にはさびしい思いをさせているかもしれませんが、「パパ、にぃに、がんばれ〜」と、
いつも笑顔で見送ってくれます。
妻は、息子が2人いるみたいと言いながら、明るく支えてくれています。

思い起こせば、チームに加入して間もない頃、グラウンドの中では息子に対し、過剰に厳しく接してしまっていた時期もありました。

ちょっと厳しく言い過ぎたかなと思いながらグラウンドを後にすると、
帰り道ではいつもの笑顔でそっと手を握り、他愛もない話をしてくれる息子がいました。

父と子、そしてコーチと選手。
2つの関係性にお互い戸惑うこともありましたが、今では上手にスイッチを切り替えることができています。

野球終わりのお風呂で、泥だらけになったユニホームを一緒に洗いながら、
あーでもないこーでもないと、その日のことを振り返るのが毎週末の日課です。

息子との少年野球生活も、あと2年と数か月。
最後まで楽しんでいきたいと思います。

(お母さん業界新聞横浜版 2021年10月号 パパスタイル より  井上勝さん)

【classic9のHP(井上さんのお仕事です)】
bespoke Classic9
http://classic9.style/index.html

【少年野球チームのホームページ】
横浜市緑区少年野球連盟
長津田クラブ
https://nagatsuta-club.weebly.com/

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男18歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。