お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今月の記念日 全国黒板工業連盟は、黒板の有効性を再確認する日として記念日を制定。

全国黒板工業連盟は、黒板の有効性を再確認する日として記念日を制定。日本の黒板生産量は減少の一途を辿り、ホワイトボードや電子黒板を常用する学校が増えている。だが黒板には黒板の良さがある。

「漢字のとめ、はね、はらいはホワイトボードでは表現しきれない。黒板なら強弱もはっきりと表現できて、文字を学ぶ初等教育には適している」とは、1、2年生の教室に従来型の黒板を導入したある学校長の言葉

日学株式会社主催の「黒板アート甲子園®」。黒板をキャンバスに学生たちが伝えたい気持ちや大切な思い出を作品にし、年々盛り上がりを見せている。コーポレートメッセージ「Face to Face-書けば伝わる、共感する。」を象徴するイベントだ

▶黒板に郷愁を感じる人も多い。黒板に向かう先生の背中、黒板をひっかくキーッ音、黒板に書かれた相合傘、パンパンはたいた黒板消し、黒板の板書をサボって友だちに借りたノート…当時の気持ちや光景が蘇る。黒板は永遠のメディアといえるだろう。

(青)

協力:一般社団法人日本記念日協会

イラスト:石坂 香