お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

パパライフラリー/プライベート優先でストレスのない生活  奥 翔吾さん(府中市)

パパになっても、生活は変わらず

昨年5月、待望の女の子のパパになりました。といっても、ぼくの生活は以前とほぼ変わりません。
仕事はゲーム会社のプロデューサーです。20代はがむしゃらに働きましたが、仕事最優先で悩む上司を目の当たりにし、結婚を機にプライベートを優先することを決めました。
自分でため込まず、人に頼ることを覚えると、逆に仕事がうまくいくようになりました。成果を出せる根拠を示し、人を増やすように交渉したり、仕事をほかに回したり…。自分やチームを守るための行動を惜しまないようにしています。

妻の理解と支えがあってこそ

ストレスフリーな生活は、妻の支えのおかげ。趣味のアウトドアやゲームにも理解があり、休日のソロキャンプにも、気持ちよく送り出してもらっています。
ぼくの役割はまず稼ぐこと。家庭では休日の買い物と、子どものお風呂係くらいでしょうか。家事や子どものお世話のほとんどを妻が担ってくれていますので、感謝しかありません。

二世帯暮らしが理想です

出産後の数か月は実家のお世話になり、おじいちゃんおばあちゃんパワーにずいぶん助けられました。
古来人間は、祖父母の力を借りて子育てをしてきたことを思うと、現代はしんどくて当たり前。会社で遠隔地勤務が認められたら、すぐにでも二世帯暮らしを実行したいと思っています。

娘よ、無理せず、のんびり生きて

ぼく自身、学生の頃、自分のやりたいことや目標が見つけられず、焦りがありました。でも人生って意外と長いので、焦らずに。無理して苦手なことをする必要はなく、得意なこと、勝てる土俵で勝負してほしいし、興味があることに出会えたら、突き詰めてほしいと思います。
親としてできるのは、娘の可能性を広げる努力と、「やりたい」と言われたときに制限をかけないこと。夢が見つから
ないときは、「自分で見つけろよ!」と
心の中で叫び、見守ることでしょうか。

*取材後記*

プライベートを優先する…我を通すのではなく、自分の役割やできることを明確にし、その上で周囲に頼り感謝することでさらなる成果に繋げる。仕事でも家庭でも大事なことですね。ぼくもがんばります!(青柳伶旺)