お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母ゴコロ横丁/平和の上に成り立っている

結婚して8年目。毎年、同じ時期に 同じ背景で家族写真を撮ります。娘デザインの T シャツも制作。今年は「かぞく」という文字が入りました。「かぞく」がとても重要で、大切な時期だと感じます。

思うのは、日本が武器を持たず戦争をせず平和を保てていることを、忘れ てはいけないということ。ごはんが食べられるのもゲームができるのも、夫に腹を立てることができるのも、すべて「平和」の上に成り立っています。先祖に感謝です。

私が住む佐賀には、オスプレイという戦闘機が来るかもしれません。それ が怖くて仕方ありません。

経済的に潤うという理由での賛成意見もあるそうですが、いざ来たときにこんなはずじゃなかったと思っても遅いのです。

農作物もオスプレイが出す熱風でうまくつくれなくなるかもしれません。名物の「バルーンフェスタ」も開催できなくなるかもしれません。佐賀の良さが消えてしまうかもしれません。

もし戦争が起きたら、爆弾を落とすターゲットにされるのは戦闘機がある場所です。男女平等の今、母親も戦地に向かうことになる可能性もあります。子どもの未来が「希望」ではなく、

「絶望」に変わるのではないか、そう思うと心がザワザワします。

どうか政治家さんたち。目先のこと ではなく、佐賀の良さを、子どもに残すものを、見つめてください。それが一母親の願いであり、祈りです。
(福元慶子/佐賀市)