すべてが突然変わり始めた2年前
4歳下の妻と結婚したのは2年前、40歳のときでした。当時はコロナが蔓延しだした時期。式の延期を検討していた最中、娘がお腹にいることがわかりました。
不安を乗り越え、無事に生まれてきてくれた娘。3人の新生活が始まりました。
積み重ねてきたものを誇りに
地元の福岡に戻ったのは9年前。賃貸アパートの運営やまちづくりに携わっています。アパート内に共有スペースを設けるなどし、徐々に地域にコミュニティを広げ、マチとつながる賃貸アパート『H&A Apartment』に辿り着きました。
子どもの誕生を機に、家族でここに入居。住んでみてなお、住民同士の関係が良好であることのありがたみを実感しているところです。
入居者やテナントさんご家族は皆さんいい方ばかり。頼れる先輩や仲間がたくさんいて、親も子も助けられています。
第二子妊娠中の妻にとっては、「共用部に行けば誰かと話ができる環境」は、気も紛れるし、心強いようです。
父になり自分の知らない一面に気づく
「以前はクールだったが、今は柔らかく、話しかけやすくなった」とよく言われます。また自覚しているのは、子どもへの「かわいい」という感情の変化です。
昔から子ども好きでしたが、娘への想いは単なる「かわいい」では表せられないし、ほかの子どもの見え方も変化しました。これは一体なんなのでしょうね。
人とのご縁を大切に
座右の銘は「その時々をちゃんと生きる」。娘の成長を噛みしめながら、その想いを伝えていきたいと考えています。
私も学生の頃は、「一人になりたい」なんて思っていたものです。でも大人になり、人とのつながりの大切さを実感。子育てはもちろん、仕事も活動も、人とのご縁がすべて。アパートや地域の方々が皆さんあたたかく見守ってくださることへの感謝は尽きません。
この関係性の中で育つ娘には、その素晴らしさをわかる人になってほしいと思います。
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