お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

パパライフラリー/店名に合わせて、生まれてきてくれた息子 山本剛史さん(東京都)

仕事もプライベートも激変

今年5月に、パーソナルジム兼エステサロン「39フィットネスサロン」(東京・三軒茶屋)を開業しました。

理学療法士としてクリニックや介護施設で経験を積み重ねてきての開業は計画通り。そこにうれしいサプライズが加わりました。

長男の誕生です。店名の39(サンキュウ)に合わせてくれたのか、3月9日が誕生日。息子に祝福された気がして、ますますがんばらなければと思いました。

共働き育児の壁

大きな生活の変化には、正直戸惑いもありました。子育てのコツもペースもつかめず、産後2か月で仕事を始めた妻はすべてが試行錯誤。

息子が保育園に入園し、最近落ち着いてきましたが、仕事と子育ての兼ね合い、また私との家事育児の役割分担の面でも苦労しました。

家族にとって一番良いのはどうすることなのか、妻と相談し合うことで徐々に前に進むことができました。

健康のありがたみを痛感

健康を業とする私ですが、この半年、その大切さをより感じるようになりました。元気になっていくお客様を見ることもそうですが、一番は息子の影響です。

たとえば息子が風邪をひくと…。親として、代わってやれない辛さと同時に
日常生活が回らなくなる大変さを実感。本当に、健康ってありがたいなぁと。

日頃から育児をがんばっているお母さんやお父さんにも気軽に利用してもらいたくて、ジムにはプレイスペースを用意。

健康づくりのハードルを下げることも、私たちの仕事だと思っています。

家族との時間のために、仕事を整える

現在は、ジムの運営以外に委託仕事も請負ながら生計を立てている状況です。

休みがなくても体力的にはなんとかなりますが、家族との時間がなかなかつくれないため、この改善が先決です。

それでもやりがいを持って仕事に取り組めているのは、お客様や周囲の方々、そして家族に支えられているからです。

この先、息子へも、人への感謝とやさしさを忘れず、支え合うことの大切さを伝えていきたいと思います。