はじめまして。「ばなな先生」と申します。元小学校教諭で、奥さんと「よかよか学院」という場でお母さんを「子ども」に戻すお話会や講座をしています。
お母さんが自分の「子ども心」を受け入れると、不思議なことに、子どもや家族が変わる…。その体験を味わってもらっています。
先生をやっていてびっくりしたのは、子どもたちはみんな、お母さんが大好きだということ。それも「お母さんのどこが好き?」って聞くと、「だらしないところ」とか「腹が出ているところ」とか、お母さんそのままを好きと言います。しまいには「お母さんだから好き」って…。全承認です。
先生が好き、は「条件付き」です。だから先生をしていて一番うれしいのは、間違って子どもに「お母さん」って言われたときなんです。
「調和」って競争のない世界のことですが、それを一瞬でつくりだせるのが「お母さん」って言葉と存在なのです。先生はお母さんにはかないません。子どもを命がけで産み、たとえお子さんにハンデがあっても、受け入れようとします。子どもたちはみんな、その深い愛を知っているのです。
ところがお母さんは、ご自分を好きじゃない。「自分なんかがお母さんをやったらいけない」と思っている。なのでぼくらは、「お母さん、やっているだけで素晴らしい。あなたのままで、お母さんをやればやるほど家族が幸せになるんですよ」と伝えています。
連載では、そんな「お母さんに憧れている元先生」が気づいた、お母さんが持っているお子さんへの「4つの力」を紹介していきたいと思います。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。