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「ちょっと下から」撮るだけで

連載で「写真の撮り方を知りたいのに、精神論ばかりでつまらない!」と思っている方もいるかもしれませんね。これからは、カメラでもスマホでもOKな「ほんの少し意識するだけで、写真が変わること」をお伝えしていきますね。

1つ目は「アングル」です。アングルとは、被写体に対するカメラの角度のこと。意識せずに写真を撮る場合は、自分が立ったまま・座ったまま、被写体にカメラやスマホを向けることがほとんどでしょう。

けれども子どもを撮るときの基本は、「子どもの目の高さにカメラを向ける」ことです。立ったまま撮れば楽ですが、しゃがんで撮ることでいきいきとした表情を残すことができます。

さらに写真を素敵にするひと工夫。それは、「ちょっと下から撮ってみる」ことです。

全く同じ場所で撮影した2枚の写真をご覧ください。右は、子どもの目の高さだけ意識して撮った写真です。子どもの表情はいいのですが、背景はどうでしょう。きれいとは言えない地面の土がほとんどです。そこで、少し下から撮ってみたのが左の写真です。子どものかわいさは同じですが、背景がすっきりしてとてもきれいに見えますよね。

緑の芝生やイチョウの落ち葉など地面の色がきれいなときは、上から撮ったほうがいいのですが、たいていは「子どもの目の高さ+ちょっと下から」で、写真がぐっと変わります。お出かけの際には
ぜひ試してみてくださいね。

子ども写真の撮り方 @kazokuphoto

 

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