「新型コロナウイルス対策で助成金を還付します」
「PCR 検査を受けられます」
「水道管のウイルスを除去します」…。
役人や関係機関員になりすました詐欺が後を絶たない。
オレオレ詐欺の登場は2003年。
その後も手口は巧妙化、還付金詐欺などを総じて特殊詐欺と呼ぶ。
高齢者の子や孫を想う気持ち、困難時に助けを求める気持ちなど
弱みに付け込む卑劣な行為は断じて許されない。
昨年の被害額は301億5000万円(警察庁)。
依然として深刻な状況だが、
前年比21.3%減、認知件数5.6%減と
警察や金融機関の防サギ対策が功を奏している。
だがむやみに電話に出るな、人と話すなでは、
人を信頼しない社会を助長するようで後味が悪い。
被害者の9割は「特殊詐欺を知っていた」、
だが「自分は騙されないと思っていた」が8 割。
家族はもとより高齢者を孤立させないこと。
嘘や泥棒、弱い者いじめはいけないこと。
お母さんはそれが一番悲しい、と子に伝えたい。
(苺一絵 2020.5月)
参考サイト)
SOS47 – 家族の絆でSTOP!オレオレ詐欺 https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bohankyoshitsu/sp/
やらなくちゃ!防サギ https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/korei_syohisya/
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。