お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「お母さん」も「私」も 楽しむ姿を見せたい

せっかちでおしゃべりな私と真逆の夫。そんな私たちの元にやってきた3人の子どもたち。お調子者でよく笑い、人懐っこい長男。賢くて頑固、魔法を使って赤ちゃんが欲しいと話す長女。照れ隠しなのか変顔ばかり、『るろうに剣心』の剣心になりたい甘えん坊の次男。

結婚して10年。最近は長男の少年野球にハマり、充実感とほどよい疲労感の日々。

子どもには「人生を楽しんでもらいたい」と思って子育てをスタートした。それなのに先日、長男が「大人になったら、子どもは1人か2人がいい。だって3人って大変やん?」と言うのを聞いて、猛省。私は大変で、楽しそうじゃなかったのか…。

子育ては希望にあふれているが、苦手なことにも向き合わされる。特に、「信じて見守ること」はとても難しい。できなくて落ち込んでいると、子どもが「ま、いっか!」「大丈夫、大丈夫!」と言って助けてくれることもしょっちゅう。夫も言葉はないが、「ゆっくりね」とでも言うかのような態度でいてくれる(だよね?)。

どんな私でも「お母さん」として認めてくれていることを実感する毎日。でもこれからはもっとワクワクする「私」を見せていきたい。

毎朝、子どもたちを見送るときは、「行ってらっしゃい、楽しんでね」と声をかける。もちろん、母である私も、人生を楽しむからね!

(寺原萌子/福岡県筑前町)

(お母さん業界新聞ちっご版4月号表紙 そのまんま家族)

春爛漫の4月号の表紙。
お兄ちゃんの野球練習前に学校の裏で撮影してきました。
人懐っこい3人の子どもたちと仲睦まじいご夫婦の様子に、撮影班もほっこり幸せな気持ちに。



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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ