日に何度も手を洗う。石鹸をつけてゴシゴシと。
新型コロナウイルスの感染症予防。
ユニセフによると世界人口の40%30億人が
石鹸と水で手を洗う設備が自宅になく、
こうした衛生環境が感染リスクを高めるという。
人間の体は60%が水分。
酸素も血液も栄養分も、絶え間ない水の流れがあって体に行き渡る。
水は命の源であり、命は水でできている。
かつて小村だった横浜は、1859年開港を機に発展。
大勢が生きるために水を求めるも、井戸水は塩辛く飲める水ではなかった。
1887年英国人技師H. S.パーマーは
山から町へ約44 kmの水道管を敷き日本初の近代水道を完成させた。
私たちの日常は当たり前に蛇口をひねれば水が出る。
そこに感謝する人はどれほどいるのだろう。
「スーパーに特売の水並びおり子は買うものとして水を見る」
(俵万智/たんぽぽの日々)。
近年は水道水に代わりペットボトルの水やお茶を飲む人が激増。
厳しい基準をクリア。
冷やして飲めば誰もがおいしい!にもかかわらずだ。
6/1~7は水道週間。水について家族で楽しく学ぶのもいい。
(苺一絵 2020年6月号)
★6月号 目次
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