2022年3月4日11時5分、娘が生まれた。待望の第一子だ。
妻のお腹に彼女がいると聞いたとき、不安だった。「きっといいお父さんになるね!」「デレデレになるんじゃない?」娘大好きの親ばかになるはずと、周囲からレッテルを貼られていたからだ。だが「娘がかわいい」という気持ちが、本当に自分の中からわいてくるのか、それとも周囲の期待に応えるためにそう思い込むのか、判断がつかなかった。
しかし娘の産声を聞いたとき、不安は吹き飛んだ。血まみれでサルのようなしわだらけのお顔。それでも言いようがなく愛おしく、涙が溢れ出した。
誕生から数日。娘は横ですやすやと眠っている。この子の成長が今後の一番の楽しみになることは間違いなさそうだ。なら自信を持って、親ばかぶりを発揮してやろう!
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