長いようで短い30年。
いろいろやってきたんだなぁと感慨深い。
乾杯30周年の節目に、一度は手放した
「とらんたん」という名を呼び戻し、
私たちだからこそできる
お母さんのための事業をリノベして、
次世代につなげたい。
①7月30日7時30分、がんばっている自分に、夢に乾杯!という企画が誕生(1993年)。第1回乾杯イベントは藤本裕子の自宅で。日経新聞のコラムに乾杯企画が紹介された。
②第2回乾杯イベントは、横浜の氷川丸。船上ビアガーデンで仲間たちと風を感じながら乾杯。後に、この氷川丸が事務所になるなど、このときは誰も想像していなかった。
③第5回乾杯イベントは、思いっきり見栄を張って、横浜ランドマークタワーのドックヤードガーデンを会場に。『天晴れ!元気な女の夏祭り』1000人のお母さんと夢に乾杯。
④乾杯イベントはその後クイーンズスクエア、伊勢佐木町商店街、日本丸メモリアルパークと横浜を中心に大阪や久留米でも開催。乾杯の輪は全国に広がり、お母さんたちが大暴れ!
⑤『自分探し応援BOOK』出版(1999年)。「子育て中だから何もできない」を払拭。サークルから新聞社立ち上げまでのドタバタ劇も。日本図書館協会選定図書に選ばれ、全国の図書館に。
⑥家庭保育園事業スタート。首都圏に150軒誕生(2000年)。自宅で自分の子どもを育てながら、地域の子どもを預かる。お母さんの夢から誕生した事業。お母さんはスゴイ!を実証。
⑦2冊目の出版「パパを変える魔法の言葉」(PHP研究所)。このタイトルなのに、あとがきに「パパは変わりません。でも、ママが変われば変わります」と書いたけど…。
⑧横浜市で行方不明になった野村香ちゃんを探す特集を組み、新聞とポスター
を配って呼びかけた(2002年)。20年後の今も「香ちゃん探してください」の記事を掲載中。
⑨10回目の乾杯はランドマークタワーのロイヤルパークホテルで。デザイナー小篠綾子さんが大阪からかけつけ、子どもはほっといたらいいねん。お母さんが輝くことが一番と応援。
⑩横浜市金沢区のまちづくり情報紙『pagoda』を制作(2001~2004年)。URとの協働事業。新聞と集会室を活用、お母さんネットワークで、子育てにやさしいまちづくりを実践。
⑪大阪市の教育事業に携わる。家庭と学校と地域をつなげる情報誌『vivo la vita』(2002~2007年)を出版。大阪駅前に事務所を設置。毎月、大阪出張でうまいもんを食べる。
⑫子どもに本物のクラシックを!と、ベートーヴェン・ボン・オーケストラのコンサートを企画。みなとみらいホール(横浜)、シンフォニーホール(大阪)を満席に(2005年)。
⑬お母さんから人間へとステージを広げるために、『お母さん業界新聞』から『LIVE LIFE』へ。この時期、藤本が深く悩む。事務所を氷川丸に移転。住所は、山下公園地先海上。
⑭バリ島デンパサール空港から関西空港に就航するエアーパラダイス国際航空の機内誌を企画制作(2005年)。取材でリゾートアイランドを満喫。が、爆破事件があり運航停止に。
⑮一匹のカエルの物語『ブンナよ、木からおりてこい』(水上勉)と運命の出会い。ブンナツアーを企画し、ワシントンへ。後に、新国立劇場で青年座とコラボ、親子向けに上演。
⑯元F1レーサーの中野信治さんの応援と取材を兼ね、フランスのル・マン24レースを観戦。青柳の運転でシャルル・ド・ゴール空港からル・マンまで、まるでレースだった。
⑰お母さん業界新聞がリ・ボーン(2008年)。母から人間とステージを広げた藤本は、自らお母さんとは何かを学びたいと、お母さん大学を立ち上げ、お母さん業界新聞を再び創刊。
⑱旭化成ホームズ×お母さん大学の共同開発で、子育て共感賃貸住宅「母力」が誕生。今も、入居者コミュニティの管理サポートを担当。藤本3冊目の本『百万母力』(論創社)出版。
⑲お母さんの応援歌『はじめての日』誕生。作詞藤本裕子、作曲中村守孝、歌ダ・カーポ。横浜市開港記念会館で一日お母さん大学開催。藤本の4冊目『はじめての日』(第三文明社)出版。
⑳日本の伝統食文化として味噌を世界に伝える活動。ダシと具材を混ぜるだけの「みそまる」を開発、現在に至る(2011年~)。藤本の次女が別会社ミソドを設立。ミラノ万博へ。
㉑お母さん業界新聞エリア版事業がスタート。高知版を皮切りに、ちっご版、静岡版、横須賀版、大阪版、横浜版を創刊(2014~2021年)。ペンを持つお母さんパワー全開。
㉒百万母力プロジェクトがスタート(2019年~)。企業と協働し、孤育てをなくす活動を全国的に開始。新聞を活用した地域子育て支援モデルを実践中。
㉓コロナ禍の2020年、お母さん業界新聞電子版事業を開始。不安な中で子育てと仕事をする母親のために無料配信。一部、英字版を制作。海外のお母さんたちにも母ゴコロを。
㉔お母さん大学チャンネル動画配信開始(2020年)。28回乾杯イベントは、オンライン「百万母力祭」を企画。不安なコロナ禍を過ごす母親たちが笑顔に。「はじめての日」手話歌も。
㉕コロナ禍のお母さん緊急アンケートを実施。結果を「マザーリポート」として電子出版(2020年)。1205人の母の思いが、青いバラ(不可能を可能にする)と共に。
㉖お母さんの力で社会課題を解決する「MJプロ養成講座」を立ち上げる(2020年)。現在は63人。MJプロの活躍の場として、オンラインサロン「母の湯」をnote上に開設。
㉗出版社の協力を得て「えほん箱」プロジェクト開始。第1弾は旭化成ホームズ母力に設置。絵本を通じて住民親子に笑顔を!第2弾はパナソニックセンター大阪のあるままOYAKOに。
㉘7月30日は「お母さんが夢に乾杯する日」と日本記念日協会に認定された(2021年)。29回乾杯ではクラウドファンディングでサンクトガーレン社と乾杯ビールをつくり乾杯。
㉙お母さん業界新聞が「孤育てをなくし、お母さんの笑顔をつなぐ」コンセプトと内容が評価され、第15回キッズデザイン賞-子どもを産み育てやすいデザイン部門を受賞(2021年)。
㉚みなとみらいの日本丸メモリアルパークタワーにワーホプレイスとらんたんをつくる。30年の活動から見えてきた未来の子育てのあるべき姿を求め、新たな一歩を踏み出す。
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