お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

生まれ育った場所で子育てできる幸せ

大学進学のため、久留米を離れて6年。

東京で就職しましたが、母の実家の家業である刺しゅう屋を継ぎたいと、5年前に帰郷しました。

夫は福岡の会社に転職し、ついてきてくれました。

子育てと仕事に、慌ただしい毎日を過ごしています。

長女(3歳)は、おしゃべりでひょうきん者、次女(1歳)はマイペースな個性派です。

平日、夫は仕事が忙しく、子どもが起きる前に家を出て、寝た後に帰ってくる日がほとんどです。

でも休日は、全力で遊んでくれるので、子どもたちはパパが大好きです。

子育てで心がけているのは、子どもを親の価値基準にはめ込まないこと。

どんなときもひとりの人間として接しています。

それは、私が育つ中で両親や周りの大人たちがそうしてくれていたからです。

こうして今、心から子育てを楽しめているのは、周りに助けてくれる人、
話し相手になってくれる人がたくさんいるからでしょう。

長女は私が通っていた幼稚園に通い、同じ先生に、同じように育ててもらっています。

自分が生まれ育ったこのまちで、自分が育ったように子どもを育てていけるのは、
私たち家族にとって、とても幸せなこと。

久留米に帰ってきて、本当によかったなと思っています。

(坂東七菜)

お母さん業界新聞ちっご版11月号 表紙掲載


コメントを残す

ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ