お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

【卒母・特集⑩】ダメ母だけど卒母のふりはできます

子どもがいると不自由だと思っていた1人目。2人目でやっと子育てが楽しくなり、ずっと続くと思っていた。

でも、たくさん抱っこしてたくさん遊びに行って、毎年家族旅行をして…は小学生まで。子どもはどんどん成長し、新しい世界を楽しんでいく。

子どもが高校生のときに、担任の先生に言われました。「子どもが一人で生きていけるように育ててください」と。

おそらく私は、子どものことに口出ししてばかりのダメダメ母さんだったのでしょう。その一言で、子育ての仕方を反省し、子どもとの接し方を変えるよう心がけました。

子どもはいつか離れていくものとわかってはいるものの、わが子のことになると、じたばたして情けないお母さんです。

口では応援してるからなんて言いながら、心の中はキューン。心配してばかりの私なので、いつまで経っても卒母できないけれど、卒母のふりはできます。

(山本妙子)

(お母さん業界新聞1712/特集 卒母)