宇宙人のような息子たちに一喜一憂の日々を過ごしています
おっとり男子の小3兄(撮影時7歳)はパパっ子で真面目ながんばり屋さん、
チャキチャキ男子の年長弟(撮影時5歳)はママっ子でおしゃべりな甘えん坊と、対照的な兄弟です。
女ばかりの家庭環境で生まれ育った私が母となって8年。
「男の子は宇宙人」といいますが、
思考や言動…男子の生態には驚きの日々。
困り事や悩み事があるたび義母や先輩ママに尋ねては、
「そんなものだから大丈夫」と言われて安心する、
そんな一喜一憂を繰り返しています。
ーー「ママはぼくたちにだけめちゃ怒るね」「うちの子だからね。他の家の子には怒らないよ」ーー先日の会話ですが、
幼い頃の私と母の会話と同じことに気づきました。
あの頃は何気ない会話だと思っていましたが、
大人になって愛情の言葉だったと気づけました。
子どもたちも、今は気づいていないと思いますが、
いつか気づいてほしいなと思っています。
長男は3月生まれのため不安だらけでしたが、
小学3年生となり身体面・生活面とも周りと比べ遜色なく、
得意なこともたくさんあって、
これまでの心配は一体なんだったんだろうと、
ちょっと余裕が出てきた今日この頃です。
専業主婦かワーキングママかも悩みましたが、
共働き&保育園&学童の道を選んで進んでいます。
主人とは、子育てで大切な決断をする際は「これがベストな選択だと思おう」と決めました。
決めたらあとは、その選択のメリットを見失わないように心がけています。
思い描いていたお母さん像と全く違う生き方をしていますが、
これはこれでたぶん正解なのだと思います。
「今しかないから大事に」「今が一番幸せな時期」と双方の母からは言われます。
子育てはあっという間という感覚も、
少しずつわかってきたところです。
(話/井藤芽久美さん)
お母さん業界新聞2020年11月OYAKO
Photo:親子の日 (撮影2019年7月)
©ブルース・オズボーン
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