2015年に新刊として発刊された絵本1156冊から大阪支局児童書チームが選んだ自信の30作品!出版社からの紹介文とともにご紹介します。
①生きものビックリ食事のじかん
評論社 作:スティーブ・ジェンキンズ&ロビン・ペイジ
訳:佐藤見果夢 1400円+税 ISBN 9784566080072
どんな生きものも、何かを食べて生きています。地球には何百万種類もの動物、鳥、魚、昆虫がいて、それぞれビックリするようなやり方で食べものを手に入れているのです。舌をつかって虫をとったり、長い指で貝をこじあけたり、くちばしで魚をつきさしたり……生きものたちのすがたを、貼り絵の手法でリアルに描きます。 #いのち #かがく
②いしゃがよい
福音館書店 作・絵:さくらせかい
900円+税 ISBN 9784834081640
山で迷子のパンダを見つけたエンさんは、ファンファンと名付けて育てます。いつも体の弱いファンファンを自転車に乗せ、ひと山越え、ふた山越えて医者通い。やがて、ファンファンは大きく丈夫に育ち、今度はファンファンが年老いたエンさんを乗せて医者通い。ふたりの温かい交流を描きます。 #おもいやり
③うめぼしさん
こぐま社 文:かんざわとしこ 絵:ましませつこ
1200円+税 ISBN 9784772102247
思い出しただけですっぱい顔になる梅干し。この梅干しができるまでを、歌うようにリズミカルな文と美しくユーモラスな貼り絵で見せる楽しい絵本。春、梅の花が咲き、梅雨時には青い実が収穫され、塩漬けされた実は夏のおひさまに天日干しでにらめっこ…と、四季が移ろうなか、おいしそうな梅干しが出来上がっていきます。 #たべもの #わらべうた #にっぽん
④おばあさんのしんぶん
講談社 文・絵:松本春野 原作:岩國哲人
1300円+税 ISBN 9784062195652
岩國哲人・元出雲市長の少年時代の実話に基づいた絵本です。戦後の苦しい時代、どうしても新聞が読みたくて新聞配達をしていた「てつお」に、新聞を読ませてくれる老夫婦がいました。そのおばあさんがなくなったときに、てつおは知った事実。思わず涙があふれてくる物語です。「あの頃」を次世代に伝えるのに、最適な絵本です。 #おもいやり #むかしのくらし
⑤おひめさまはねむりたくないけれど
そうえん社 作:メアリー・ルージュ 絵:パメラ・サガレンスキー 訳:浜崎絵梨
1400円+税 ISBN 9784882642879
「ねえ、おとうさま、おかあさま。世界中のみんながねるの?」おひめさまは両親にたずねます。なかなかねつけないおひめさまをやさしく見守る両親。おひめさまは世界中の命あるものがねむる姿を想像し、安心してねむりにおちていきます。家族のやさしいまなざしに満ちた、新しいおやすみなさいの絵本。 #おやすみなさい
ノミネート作品②へ続く
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