お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「森のキッチン」(堺市役所地下)のみなさん、ありがとうございました♪

大阪府堺市の市役所地下にある食堂「森のキッチン」。

森のキッチン(2015年オープン)は障害者就労継続支援施設、スタッフの半数は障害のある方です。9月いっぱい、「お母さん大学こどもぼん関西絵本大賞」30選の展示と投票にご協力いただきました。

市役所の職員さんはもちろん、来庁者や、わざわざ食べに来られる方もいて人気の場所。公共の場所にありがちな無機質でひんやりした感じではなく、木のぬくもりがあってあたたかな空気、そして何より美味しい!日替わりランチはどんどん売切れていきます。

今、中央省庁の障害者雇用率水増しだとか、とても残念な問題で騒がれてますが、ここのみなさんが楽しそうに美味しい料理を提供してくれる姿や、工夫され居心地のいい空間を体感すると支援だけではない「働く」意味を実感できます。何より美味しさに感謝できます。

先日、営業時間外に撤収に伺うと、スタッフのみなさんも店内の掃除に一生懸命でした。私が壁のテープ跡の掃除に手間取っていると、入れ替わり立ち代わり様子を見に、また手伝おうとしてくれて、洗剤やシール剥がし剤などもわざわざ取りに行ってくれました。

「え~?!もう片付けるんですか?!さみしい!」「投票するの忘れてた!」といろんな声があり、片付けながらもぺちゃくちゃおしゃべりの時間になってしまいました(笑)

お世話になったみなさんの写真を撮ろうかな・・・とつぶやくと、厨房の掃除をしてた方まで集まってくれました。恥ずかしいから、と写真に入ってない方たちはみなさんを笑顔にしようと私の横でスタンバイ。パネルをそれぞれ持ってもらえてお気持ちがとてもうれしかったです。

みなさん、時間も思いも共有していただきありがとうございました!今度はおいしいランチ食べに来ますね。