お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

わたしごとmore/風のように生き、家族に感謝する 山崎ゆかりさん

【わたしごとmore 03】

占いKOTODAMA 代表 山崎ゆかりさん 東京都

どんなお仕事ですか?

占い師です。タロットや手相、扱えるツールはさまざまです。占いKOTODAMAの代表を傍らに、対面鑑定やSNS鑑定でカウンセラーとしてお仕事をしています。イベント企画、運営も行います。

お仕事を始めたきっかけは何ですか?

私は、周囲を観察し、自分の思いを抑え、我慢する子どもでした。大人の会話に入るのがとても好きでした。どちらかと言うと人の話を聞くタイプの人間だと思います。

子育ては、大変でした。2回切迫流産を経験しました。辛い時期を乗り越えての二人の子育て。幼稚園教諭をしていたこともあるので、理想は女神のような母親像でしたが、現実には程遠かったように思えます。子育ての知識はありましたが、思うようにいかないわが子。子どもたちから「ママ」と呼ばれる時代は、毎日イライラし、鬼と化していました。

子育ても落ち着いたころに 夫との関係に向き合うことが、新たな悩みとなったのです。
そして、たくさんの人や言葉との出会いにより、どんどんスピリチュアルな世界に引っ張られました。 そこで自分の使命、宿命を知ることに…。 流されて生きているようで、楽しんで選んでいます。 自分のお役目がいつのまにか仕事になっていたという感じです。

仕事のやりがいや楽しさを教えてください

辛いこと、困っていること、悩みは、誰にでも多かれ少なかれあります。お客様を鑑定し、お話を聞いている中で、答えの光が見え、その方の顔がみるみる明るくなる瞬間が、お役に立てたのかなと、うれしくなります。

子育て中のお母さんたちが抱いている子どもに対する悩みごと。子育ては答えがないから楽しいと、本当は伝えたい。答えがないから困難なのです。そして子育てというよりその家庭に舞い降りた子どもは親を育てに来ていること。親が子どもに育てられていると気づいたらすごい。

子どもの深い気持ちまで親が共感できて、心に寄り添えたらそれだけでいいと、お母さんたちが変わっていく姿をみられることですね。

子育てと仕事の両立で意識していることはありますか?

私の時代は、女性は結婚したら仕事をやめて、子育てに専念して、完璧な主婦の仕事をすることが当たり前だったので、今の女性、お母さんたちがとてもたくましく思えます。

仕事をしていると、接客業なので、お客様の言葉に逆に傷ついてしまうことも。数日引きずることもありますが、時間が解決してくれますね。失敗したことも子どもたちに話して、笑い飛ばしてみるのもいいかもしれません。

子育てと仕事の両立は、掃除、洗濯、自分の食事。最低限の家事にすることだと思います。ちなみに私は、「主婦卒業!」と宣言しました。辛い仕事なら両立できないので、楽しいと思える仕事を見つけることも大切だと思います。

これからの目標や夢はありますか?

「予約が取れない占い師にオラはなる!」 海賊王風に言うと、こんな感じです。

子どもたちが成人し、家族のかたちとしては。子育ても終了家庭になっております。家はシェアハウス状態。それぞれが干渉し合う事なく生活をしているのですが、みんな家にいるので共存しあえる空間です。子どもが成人とはいえ年齢を重ねたなりの学びは大きくなります。そして新たな人との繋がりで、家族は広がり続けますし、新たな家族の繋がりを体験中です。

子どもの前にある道を掃く親ではなく、見守る姿勢を貫きます。そして子どもが助けを求めてきたらそっと手を差し伸べる。私が一番大切にしている事です。子どもの誕生日には「私の子どもでいてくれてありがとう」というメッセージを送ります。その返事が「ママの子どもでよかった」と。これだけで充分です。

親子、家族と言う深い学びの場所で共有できる事を喜びあい、共に苦しみも分かち合う。 どんな形になろうとも死ぬまで親子なのだと思っています。私を選んでくれてありがとうと言いたい、ただそれだけです。みんなで、ゆっくり家族旅行に、行きたいですね。


山崎ゆかりさん/長女 ことみさん

Work Style▶ 鑑定、イベント企画・運営/勤務時間・休日 不定期/いつでもどこでも仕事ができるフリースタイル

座右の銘▶強みを引き出すメッセンジャー

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。