携帯を開けると幸一の笑顔が飛び込んできた。 大好きな電車での1枚。 屈託のない笑顔を見てると優しい気持ちになった、 秋には乗れるかな。 また、いっぱい楽しもうね。

子どもたちが小学生になった頃から、一気に地域との関わり方が変わったように思える。 嫌でも、学校の役員が回ってきたりして。 学校の役員が終わったと思ったら子ども会の役員になったりして。 でも、そこが意外とつながっていて、顔...

今朝も無事に夜が朝けた。 幸一が入院してから私が眠りにつくのは日が回ってから、目覚めるのは4時過ぎという毎日を送っている。 不思議と眠気を感じないのは上質な睡眠がとれているということなのか。それとも緊張状態が続いているた...

8月9日の午後。 横浜から乗り換えなしで小一時間。 たぶん、人生で2度目の浅草。 テレビで何度も見ている雷門の前を通り、10分ほど歩いて到着した場所は浅草演芸ホール。   お母さん大学生で音曲師の桂小すみさんが...

子どもたちが幼い頃、 初めて宮崎のバンガローに泊まった。 張り切って、 備長炭の炭を買い バーベキューをやろうと 火をつけようとしたが なかなか火がつかない 子どもたちもお腹を空かせて泣き出してしまい、 結局、近くのレス...

持参した紙オムツが無くなります、と病院から連絡が入ったので早速届けた。 記録的な暑さが連日続いていて、この日も37度台。体温を軽く超えた。 強い照り返しのなか、電車とバスを乗り継いで1時間。ようやく病院についた。嬉しい。...

仕事が忙しく帰省できない長女にも幸一のことを伝えた。 幸一の状態に言葉を失っていた彼女だが 「お母さん、大変やったね」 「お母さんの体調はどうなん？」 「とりあえず今はゆっくり休んで」 「お母さんが元気で良かった」 何度...

幸一が入院したことを長男に伝えた。 10ヶ月ぶりに帰省した直人は 「幸一、どっか行ってんのん」と聞いてきた。 2週間前に救急搬送されたこと、命が危なかったこと、人工呼吸器で安定したが気管切開を行ったこと。 今は容態が安定...